結婚生活が破たんしたら、離婚という道を歩むわけですが、離婚理由の中でも最も多いのが「価値観の不一致」ですね。
お互いの価値観については、恋人同士であった時代に、ある程度のことは分かっているはず。なのにどうして結婚後に価値観の違いが大きくなってくるのか・・・その理由のひとつは、結婚生活は、恋人時代の「二人だけの」「おつき合い」というスタンスではなく、「お互いの家族も関係してくる」「おつき合いではなく家族としての生活」だからです。
夫婦の価値観の違いを大きく感じるきっかけとなる機会は、結婚式・新婚旅行・金銭感覚・住居選び・妊娠・出産・育児・教育・仕事や家事の負担・同居問題など、ざっと挙げただけでも実に幅広いものとなっています。逆に、これだけの項目について、すべての価値観が一致する夫婦なんてめったにないでしょう。
では、価値観が違うところがあっても円満な結婚生活を送っている夫婦はどうしているのか?というと、それはもちろん「相手の価値観を、自分の価値観だけで評価しない」という、パートナーの価値観も尊重したスタイルをとっているからです。
価値観の違いが出た場合、一度試してもらいたいのが、「どうしたいと思うのか、そして、そう思う理由は何か」を、お互いにメモにして見せ合うことです。そしてもうひとつ、パートナーに対して「この人がこの考えにいたった理由は何だろう」と、相手の立場に立って考えてあげることも大切です。
たとえば「生活費を最小限しか渡してくれない夫がケチだ」と不満に思う妻もいれば、少ない生活費の理由を夫の立場になって考え「夫はこういう理由があって、できるだけの節約を考えているんだな」と理解し、その節約生活に協力しようと努力する妻もいます。どちらが円満に過ごせるかは、言うまでもないでしょう。