現在の日本は、「3組に1組が離婚する時代」と言われています。
実際に厚生労働省の「平成22年人口動態統計」を見てみると、平成22年の婚姻件数が約70万件なのに対して、離婚件数は約25万件となっていますから、この言葉があながち間違いではないことが分かりますね。
ですが、なぜこれほど離婚が増えたのでしょう?離婚の大きな原因のひとつとなっているのは、「お互いが自分のわがままを通したがる」ということです。独身時代の感覚が抜けず、結婚生活で何らかの我慢を強いられることが耐えられない、といったところでしょうか。
実際、離婚原因をいろいろ聞いてみると、DVや内緒での多額の借金など、昔からよくある深刻な理由のものも多いですが、「以前のようにあちこち遊びに行けなくなった」「好きなものが買えないのがイヤ」「自分のやり方に文句をつけられたのが許せない」など、第三者から見れば「そんなことで!?」と思ってしまう離婚理由が多いのも確かなことです。
一度離婚してしまうと、その後元の状態に戻ることはきわめて困難です。せっかく縁があって結婚したのに、わがままの押し付けで簡単に離婚してしまうのは、あまりにももったいないことと言えるでしょう。
「じゃあ、結婚生活では自分の気持ちを常に押し殺して我慢を続けろということ?」と思われるかもしれませんが、そうではありません。「自分のわがままに対して、その結果が100かゼロか」にこだわることがナンセンスなのです。まず、自分のわがままなのですから自分が真っ先に努力をし、さらに相手にも感情があることを理解した上でしっかりと冷静に話し合って譲り合っていければ、100はムリでも50またはそれ以上の結果を出し、お互いがある程度のラインで納得した上で、結婚生活を続けていくことは十分可能なはずですよ。