夫婦喧嘩をしている人から、その悩み相談を受けた場合によくあるパターンが、「パートナーに対する不満がひとつやふたつでは済まない」というものですね。
「今回こういうことで喧嘩したんだけど、前からこういうことも気に入らなかった、それについては我慢してたのにそのあとはこういう気に入らないこともあって・・・」
これは、ただ相談を受ける立場の者だけが聞くことではなく、実際の夫婦喧嘩でも投げつけられやすいことです。「だいたいお前はなんでも口だけなんだよ!○○も△△も前からやるやるって言っといて・・・」「あなただって今回だけじゃない、あの時とかその前とか、前から無神経なことばっかりじゃない!」などと、ここぞとばかりに結婚生活で溜まった不満をお互い一気にぶちまけ、エスカレートしてしまう夫婦喧嘩は少なくありません。
もちろん、夫婦がお互いとてもさっぱりした性格で、夫婦喧嘩で言いたいことを言ったあとは尾を引かず、またいつもの結婚生活にすぐ戻せる、というのならそれでもいいのかもしれませんが、現実にそれができる夫婦はごく少数派です。
こう言われるとカチンとくるかもしれませんが、小さな不満を溜めに溜めているのは、不満の元を作っている相手だけではなく、不満を溜めている本人にも大きな責任があります。「小さな不満」「ちょっとしたすれ違い」の段階で、責めるのではなく、理解のために歩み寄ったり、ソフトにお願いをするなどして、結婚生活の中の「その場その場」で、小さな不満をできるだけ解消していくことが大切です。ある日大爆発させればダメージは大きいですが、爆発の前に火を消すことは可能ですし、仮に爆発してもそれがごく小さな爆発なら、ダメージも最小限で済むというわけです。
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